グリーフワークについて

グリーフワークについて

人生の様々な段階で喪失を体験することがあります。たとえば・・・・・
・自分にとって大切な人を亡くした時(ペットロスも含む)
・失恋や離婚、何らかの別れを体験して親密な関係性が壊れた時
・仕事を辞めた時、失った時
・健康、体の一部や機能を失った時
・自分のアイデンティティを失った時(子離れや親離れの不安)
・自分の居場所や故郷、安住の地を失った時
・老化を自覚した時

グリーフワーク(喪の仕事)とは

グリーフワーク(喪の仕事)とは、一般的には大切な人を失くした後におこる喪失感や怒り、悲しみ、無力感、罪悪感など様々な感情、状況の変化にうまく対応できるよう自分を癒し、再出発するための心へのいたわりの作業です。しかし、状況によりグリーフワークが難しくなることもあり、体に不調をきたしたり、心身の病気、特に心臓疾患や抑うつ状態からうつを引き起こすこともあります。

痛みからの回復と再スタート

グリーフは人生で体験する大きなライフイベントのひとつです。単に喪失の痛みからの回復というだけでなく(実際はそれだけでも大変なことですが)、喪失のつらい体験を人生の転機と受け止めて、新しい自分を発見し、人生を新たにスタートさせる機会とすることも可能です。様々な喪失に直面したとき、自分に優しく、自分をいたわる時間を持ってください。自分を見つめる勇気、そして必要なら専門のグリーフカウンセラーのサポートを受けて、上手にグリーフに対処して成長の機会としてください。

一人で苦しむということ

特に子供の死や、事故や犯罪、災害による理不尽な身近な人の死、依存関係の強い伴侶や親の死、あるいは上記のような喪失が短期間に重なったり、過去に解消しないできたグリーフが現在のグリーフをきっかけに引き出されると、一人で乗り越えることが難しく、また、普段は協力的な家族でも、それぞれもまた痛みを抱えて支えあうことが難しい状況も起こり得ます。そんなときには一人で苦しまずに、是非自分にあったサポートグループや専門のグリーフカウンセラーを見つけて相談することをお勧めします。



グリーフワークご希望の方

長期セミナーを受講中の為「グリーフワーク」は、しばらくの間お休みさせていただきます。

[ ホームへ戻る ]